武士の家計簿

ネッツ浜松

2010年12月24日 00:05

久しぶりに、映画を見に行ってきました

今回は、時代劇です

女子が見に行くには、渋すぎですネ・・・。


「武士の家計簿」です


ちょっとした話題作で、年配の方、特に主婦の方がたくさん見に来ていたように思います。

実在する幕末の“家計簿”を元に、当時の生活をひも解いて作られた映画なんです

時代劇というと、刀を振り回してのアクションが見物ですが、これは刀ではなく
「そろばん」が命の算用者のストーリーです

「武士は食わねど高楊枝」というくらい体面を重んじていた武士が、苦しい家計を助けるために当時では考えられない程に見栄を捨て、知恵と工夫に奮闘していく姿が現代にも通じるところがあり、共感や感心すら覚えます



そして、今の時代でもこれに苦しむ二世達も少なくないのでは・・・。

医者の子は、親の期待を背負って否応なく医者へと・・・。

政治家の子もまた、さだめの如く政治家へと・・・。

算用者(会計処理係)の家系もまた、代々算用者としてそれを生業としていく。

子供は、父のようにはなりたくないと心のどこかで葛藤しながら、どの様に成長していくのか・・・。



時代劇だけれども、温かいホームドラマを見ているような、そんな映画で心温まる年末を過ごすのもオツかと・・・。



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